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考えごと

22_向上と克服の違い

今日は向上と克服の違いについて考えます。

1. A氏は努力を重ねて技術が向上した
2. A氏は努力を重ねて自分の弱点を克服した

1.2.ともA氏は成長していると言えますが、
大きな違いがあります。
それは試行錯誤の量です。1.は2.に比べ圧倒的に楽です。

りんごを専門的に取り扱っている商社があるとしましょう。
りんごの売り上げ向上を企図して、りんご入荷数を
増量することとしました。
(a)今まで取引のない農家と粘り強く話し合いを進め
結果入荷数・売り上げとも向上しました。

しばらくは売り上げは好調だったのですが、
異常気象のため、りんごの入荷数が不透明になりました。

りんご一本では売り上げが安定しない。
利益の不安定さを弱点と捉え、克服するために
(b)新規事業を模索します。

(a)についてはこれまでの知見を有効活用できます。
りんご商社の社員の皆さまも計画の立案遂行について
容易に想像できたのではないでしょうか?

しかし(b)については違います。商社の強みを棚卸して
新規事業について入念に計画を練る必要があります

ましてや失敗した場合にはりんご商社にとって
大きな打撃となるでしょう。

ここでは例えばりんごの運送についての資産を活用して
運送会社を立ち上げ、りんご販売と運送の二本立てで
安定した利益が得られるようになったとしましょう。

利益不安定という弱点を克服したりんご商社の皆さまの
明るい笑顔が想像できますよね。

そうです。
試行錯誤のうえ弱点を克服すると未来の展望が
開けるのです。

◯まとめ
向上(慣例化した努力)では大きな成果は期待できません。
克服(前例のない努力)は相当量の試行錯誤が求められますが
しかしその報酬は大きく当人だけではなく
関係者にも及びます。

弱点克服は新しい道を開き、明るい将来が実現します。
皆さまが弱点を克服すること祈念しています。以上です